28歳の時、31歳の彼女(今の妻)と同棲を始めました。
「生活費はフェアに分担しよう。そのためにお金のことはハッキリさせよう」
そう切り出したとき、彼女の口から出たのはこうでした。
「100万ないくらいの借金あるんだよね」
正直、強烈に引きました。
借金なんて一度もしたことがなかった自分には、かなりの衝撃でした。
それでも逃げませんでした。
「家賃も食費も全部俺が持つ。だから給料は全部返済に回せ」
そして正直、この時ちょっと思っていました。
「俺めちゃくちゃ甲斐性あるやん♪」
半年耐えれば終わる。そう信じていました。
そして半年後
終わらない。
違和感しかありませんでした。
問い詰めたあの夜、嫌な予感で膝が震えていたのを今でも覚えています。
そして出てきた本当の借金額。
「200万」
正直、
虎杖の黒閃を足の小指に食らったような衝撃でした。
100万近く返したはずなのに終わっていない理由はシンプルです。
利息が、返済額の大半を飲み込んでいた。
あの時、初めて理解しました。
リボ払いは、人間が手を出していい仕組みじゃない
「信用」を捨てる、苦渋の決断
そこから再度、返済計画を立て直そうとしました。
でも彼女は言いました。
「個人再生をしたい」
正直、猛反対しました。
営業として、「信用」を失う怖さは痛いほど分かっていたからです。
ブラックリスト、カードが作れない、将来の制約。
でも彼女は言いました。
「このままじゃ、一生終わらない」
その一言で、すべてがひっくり返りました。
最終的に弁護士に相談し、
私たちは「整理」という形で決着をつけました。
数年間の不便を受け入れてでも、
終わらせることを選んだんです。
「まさか、借金が終わる時が来ると思わなかった」
すべてが終わったあと、彼女が言ったこの一言。
当時の自分には理解できませんでした。
借金終わらせるために返済してたんじゃないの? と
でも今なら分かります。
リボに飲まれている人にとって借金は、
「返すもの」ではなく「終わらないもの」に変わる。
“終わる”という発想すら消える。
それが、この仕組みの一番怖いところです。
リボ地獄から生還するための現実的な3つの脱出法
もし今、同じ場所にいるなら。
選択肢はこの3つしかありません。
① 繰り上げ返済で強引に終わらせる
毎月の定額に甘えず、余剰資金をすべて元本にぶつける。
これができる人だけが自力で抜けられます。
② パートナーにすべて開示する
隠している限り、絶対に終わりません。
「本当の数字」を共有することがスタートです。
③ 専門家に介入してもらう(債務整理)
これが一番現実的です。
信用は一時的に傷つきますが、確実に終わりに向かいます。
最後に
昔の自分はこう思っていました。
「借金は自力で返してこそ」
「債務整理は逃げ」
でも違いました。
終わらない借金は、人を壊します。
仕事、家庭、メンタル。
すべてが静かに崩れていきます。
だからこそ言います。
一人で戦おうと思った時点で、もう負け筋です。
個人再生は確かに重い決断です。
でも「終わると思わなかった」と震えながら生きるより、
一度リセットして前に進む方が、よほど健全です。
もし今、同じ場所にいるなら。
一人で抱え込まず、外に頼ってください。
それが、地獄から抜け出す一番早い方法です。

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